骨粗しょう症

加齢や薬の副作用などによって骨密度が低下する病気を「骨粗しょう症」といいます。
骨粗しょう症により骨が脆くなると、転んで手や肘をついた、くしゃみをした、などのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。足の付け根(大腿骨)や腰の骨(腰椎)を骨折すると、ADL(日常生活動作)の低下を引き起こし、最悪寝たきりのリスクとなってしまします。

また、骨粗しょう症になっても自覚症状は乏しく、足の付け根や腰椎、手首、肩などの骨折をしてから、初めて骨粗しょう症と診断を受けることもあります。
骨粗鬆症は、元気なうちから徐々に進行していくため、自覚症状がなくても、予防と早期発見に努めていく必要があります。

骨密度測定

適切な治療計画をご提案するためには、正確な検査が必要です。
当クリニックでは、「骨粗しょう症の予防と治療ガイドライン」でも計測が推奨されている高精度検査DEXA(デキサ)法による骨密度検査を行っており、腰椎と大腿骨を測定することで、精度の高い骨粗しょう症の診断が可能です。

さらに、骨の質を評価するTBS(骨微細構造解析)も併せて実施しており、骨折リスクのより詳しい検査を行う事で患者様一人一人に最適な治療をご提案いたします。

検査は短時間で、痛みもなく安心して受けていただけます。骨の健康が気になる方は、お気軽にご相談ください。